強迫性障害とは?

「鍵をかけ忘れたかもしれない」、不安になって確認に戻ったということは、どなたも経験したことがあると思います。

しかしその不安が度を越して、何回も確認に戻ったり、それでも安心できなかったりするのであれば、強迫性障害かもしれません。強迫性障害では、必要がないと頭では分かっていても何度も同じ行為を繰り返したり、同じ考えが頭から離れなくなったりすることで、日常生活に支障をきたします。

強迫性障害のサイン

・戸締りやガスの元栓の確認を繰り返す
・事故を起こしたと思い込み、何度も警察やネットで確認する
・過剰に手洗いや、入浴を繰り返す
・一度決めた手順をどんな時でも守らないと気が済まない
・不吉な数字や幸運の数字に、異常にこだわる
・物の配置がいつも同じでないと不安になる

治療法

病気を理解する事で、強迫行為を少しずつ我慢できるようにします。
また、薬の服用によって不安感を少なくしていきます。
患者さん自身がしっかり治そうとする意識が大切です。